会長就任の挨拶

大嶋建一

私は平成30年10月25日、大学会館にて開催されました名誉教授の会の総会にて、役員の改選に伴い、草薙 裕先生の後任の会長に選出されました大嶋建一です。どうぞよろしくお願い致します。

はじめに、2016年4月発行の会報第21号に草薙 裕前会長がお書きになった巻頭言「ホームページ(HP)の開設と会の財政改革について」のその後について触れてみます。HPの開設は現副会長の井田哲雄先生のご努力により立ち上がり、会員のほぼ半数の方々がメールアドレスを登録して下さいました。その結果、財政面で出費がかさみました会報の作成費と通信費の軽減が図られました。また、HPを利用できない会員の方々に対して会報の印刷費と郵送方法を改善しましたので、更なる財政負担が軽減されました。一方、HPでは会員同士の交流広場の欄がありますが、その利用度は低く、もっと気軽な気持ちでの投稿をお願い致します。

さて、今後の会の活動の活発化について、新幹事の皆様と意見交換を持ちました。その一つとして、会員間の親睦の機会を増やすために、談話会を定期的に開催することになりました。昨年7月5日に大学会館にて開催しました談話会の講師には会報第23号の巻頭言の著者の安仁屋政武先生をお招きし、「南米パタゴニア氷原-30余年の調査の軌跡-」という題のお話しをお聞きしました。出席された方々は先生の長年に及ぶお仕事を非常に興味深くお聞きになりました。今後、このような機会を定期的に開催しましょうということになりました。そして、総会の際に実施しています講演会と区別することにし、名称を“つくば談話会”として、第2回目の談話会には会報第22号の巻頭言の著者浅野勝己先生をお招きし、「富士山頂高所科学研究拠点の設立を目指して」という題目で、本年2月21日につくばセンターBiVi2階のつくば市交流サロンにて実施しました。次回の談話会は本年7月頃の実施を予定しています。

次に、先生方が大学にお越しの際の利便性の向上は必要と感じます。大学会館改造前には館長室の一角に名誉教授が利用できるスペースがありましたが、現在はありません。しかし、現在新たに同窓交流室が出来まして、大学会館事務室に声を掛けて下されば利用できます。この部屋にての会合、パソコン、プリンターの利用も可能ですので、便利かと思います。さらに、同室内には平成21年2月までですが、名誉教授の先生方からの寄贈図書が保管されています。しかし、有効に活用されていませんので今後どのようにすれば利用価値が高まるかを検討中です。ところで、私の定年退職の際の「名誉教授の証」には写真入りではありませんでしたが、平成26年4月より、写真入りの証が発行されました。これは通常のIDカードとして使用出来きると共に、大学名、氏名、身分の英語表示がありますので、世界中の大学図書館の入館が可能だそうです。発行を希望なさる方は総務部総務課(029-853-2022)にお尋ねくださればと思います。

本年、日本人初の五輪マラソン選手で東京高等師範学校出身の金栗四三さんを描くNHK大河ドラマ「いだてん~東京オリンピック噺~」の放映が1月6日より始まりました。この制作には筑波大学が多大な貢献をしています。金栗四三・嘉納治五郎特別展は筑波大学体育ギャラリー、BiVi2階つくば市交流サロン、さらには東京キャンパスにて12月25日まで開催されていますので、ご家族、友人の方々とお出かけ下さい。

最後になりますが、名誉教授の会の活性化には私達幹事だけでは気づかない所が多々ありますので、ぜひ皆様からご意見、ご提案をお聞かせくだされば幸いです。

今後も宜しくお願い致します。(平成31年3月好日 記)